家計診断でお悩みの方には、ファイナンシャル・プランナーに相談がおススメ。

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家計収支の基礎知識

家計見直しの基本的な考え方・ポイント

ファイナンシャル・プランナーに相談をし、家計診断を受けた結果、問題が見つかったとしましょう。その際、家計見直しの第一歩として行うのが、貯蓄を考えられる家計への体質改善です。つまり、先ほどの計算式「収入-支出=貯蓄」で出てきた3つの項目の関係を改善していきます。家計に問題のある世帯の場合、ファイナンシャル・プランナーに相談をして、家計診断を受けるまで、貯蓄は「毎月の家計をやりくりして残ったお金でしていた」というケースがよく見受けられます。それに対し、相談後、家計診断の結果を踏まえたアドバイスを受けた世帯では、貯蓄の目標額をあらかじめ決めるようになり、そこから逆算した形で、収入に見合った支出の額にコントロールしていくようになります。

家計簿をつけることからはじめよう

また、ファイナンシャル・プランナーに相談をし、家計診断を受けた世帯では、家計簿をつけるように指導されることがあります。相談前から家計簿をつけていたという世帯も多く見受けられますが、家計診断で無駄な支出が見つかる世帯では、家計簿のつけ方に問題が見られたり、ただつけているだけで内容を正しく読み取れていなかったりすることが多いようです。家計診断を一時的なことで終わらせず、きちんと家計の見直しに繋げるためにも、家計簿による家計の管理を徹底し内容を正しく分析できるようにしなければいけません。実際に、何に、どれだけお金がかかっているかを把握できていなければ、何が無駄になっているかの判断もできませんし、どれだけ節約できるかもわかりません。継続的に家計簿をつけていくことで年間サイクルでの支出の増減も把握できるようになりますから、面倒でもきちんとつけていきましょう。家計簿はつけて当たり前!という習慣にしてしまうことが重要です。最近ではスマートフォンでレシートを読み取るだけで簡単に管理できるアプリもありますので、管理しやすく続けやすい自分にあった家計簿のつけ方を選ぶこともポイントです。

ライフプランニングで未来に必要な資金を把握しよう

更に、ファイナンシャル・プランナーの家計診断を受けた世帯では、ライフプランニングを立てるように指導されることが多いでしょう。家計におけるライフプランニングとは、家族1人1人、これから生活していくうえで、いつ、何に、どれだけのお金が必要になるかを書き出して目で見えるようにすることです。例えば、1歳と4歳の子どもがいる家庭の場合、ライフプランニングを立ててみると、先々の進学で大きな支出が予想される時期が2人分重なっていることがわかるはずです。ところが、相談した結果、家計に無駄が見つかる世帯では、自分たちのライフプランを長期的に見ていないケースが多く見受けられます。そのため、相談前と同じやり方で家計管理を続けてしまうと、いずれまとまった支出が必要な時期が訪れると、それに費やすお金が足りないという事態を迎えてしまいます。そうならないためにも、家計診断を受け、相談した内容をしっかり覚えているうちに長期的なライフプランをしっかり立て、節目節目で必要になるお金を明らかにしておく必要があります。

なんとなく「節約」「貯蓄」と言っていたのでは、節約も貯蓄もできる時にできるだけという気持ちになりがちです。生活していくうえで必要なお金を最終的にキャッシュ・フロー表にまとめて、何にどれだけ必要なのかがわかれば、目標も立てやすく調整もしやすくなります。家計見直しの基本は、このようなキャッシュフロー・シミュレーションにあるのです。

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