家計診断でお悩みの方には、ファイナンシャル・プランナーに相談がおススメ。

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家計収支の基礎知識

代表的な見直し方法は?

「やりくりを頑張っているのに毎月赤字ギリギリ」「節約しているのに、全然貯蓄に回せない」といった類の話は、家計を預かる奥さまが数人集まるとよく出てくる話題なのではないでしょうか?家計が苦しいと感じている人は意外と多いのです。

総務省が平成26年に発表の「家計調査」によると、住宅ローンを抱えているごく平均的な世帯において、月々貯蓄に回すことのできる金額は約6万円。可処分所得(自由に使うことのできる金額)もその約9割が入ってきた時点で何に支払うか、どの家庭でもほぼ決まってしまっています。そのため、想定外の支出が少しでもあると、貯蓄に回せない状況になると考えられます。

家計の無駄をチェック

このような困った状態から抜け出すには、家計の無駄をチェックしてみることが必要不可欠です。しかし、自分でチェックすると、なかなか無駄を見つけられないものです。傍から見てもらった方が無駄はわかるものなのかもしれません。誰かに相談するのならば、やはりその道のプロとして上手に活用したいのがファイナンシャル・プランナーの力です。家計診断のプロに相談することで、素人が見落としがちな家計の無駄も見つかりやすくなります。気軽に相談してみれば、きっと強い味方となってよいアドバイスをしてもらえることでしょう。

ファイナンシャル・プランナーが家計診断をする際、最も基本的なこととして着目するのが、「収入-支出=貯蓄」という関係式です。とにかく家計診断では、「収入」「支出」「貯蓄」という3つの項目がきちんと管理できているかが判断基準となります。

収入の額は家庭によって差がありますが、多くの家庭では誰かが働いて得た収入を元手にそれを使って生活をすることになります。現在は昔ほど月々の収入が安定しておらず、数年後の昇給も予想が付かなくなってきていますが、それでも、支出が収入を上回ることさえなければ、計算の上では生活できなくなることはありません。ただし、注意が必要なのは、実際に大きな金額の支出が必要になるタイミングは年に数回あり、お金が手元に入ってくるタイミングと出ていくタイミングがずれるということです。

例えば、1歳と4歳の子どもがいる30代の夫婦の場合、今後子どもが幼稚園や小学校に入る時期や、七五三などお祝い事のある時期には、まとまった金額のお金が出ていくことになります。また、親同士が同年代、もしくは子ども同士が同年代の家庭同士のお付き合いでは、節目の時期にお互いにお祝いを出すことも考えられます。結婚や出産のお祝いのように突然必要になるものだけではなく、前もって子どもの年齢から必要になることが予想できる出費でもあることから、それらの出費が家計を圧迫しないよう、前もってきちんと貯蓄として確保しておく必要があります。

相談や家計診断のほとんどが支出の管理にある

次に支出に関してですが、ファイナンシャル・プランナーに相談した際、家計診断によってテコ入れされるのは、ほとんどがこの支出の部分です。いくら相談しても収入は簡単に増やすことはできませんが、しかし相談することによって支出の無駄は減らすことが可能です。無駄遣いになっている支出をいかに抑え、正常な支出に近づけるかについて、よい方法を考えてもらえるのがプロの家計診断を受ける最大のメリットでもあります。いくらプロの手にゆだねても、家計診断によって収入をコントロールすることは不可能と言ってよいでしょう。逆に支出を調整することは意外とたやすいため、相談や家計診断のほとんどが支出の管理にあると言っても過言ではありません。

あまりお金をかけず生活することはできても、まったくお金を使わずには生活できません。したがって、限られたお金を使う際には、必要性に応じて支出の優先順位を決めることが大事です。プロの目による家計診断で家計の無駄を見つけ、どのように改善したらよいか相談してみましょう。そうすることによって、無理のない節約を行うことができます。

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